Yamaha_DX7S

YAMAHA DX7S 1987年6月発売。定価168000円。DX7IIDの廉価版でデュアルモードを省略したモデル。ラインアウトはモノラル仕様。高校時代、私にとって初めての6オペFM音源でした。それまで使っていたDX21とは違い、出音も艶やかで上品なイメージでした。何と言ってもベロシティに対応している鍵盤が弾いてて気持ちのいいこと。以降、しばらくは私の打ち込み機材のメインの鍵盤として君臨しました。もちろん、先代のDX7も憧れていましたし、同時期に発売された兄貴分のDX7ll(2系列の音源を搭載)もすごい欲しかったのですが、このとき同時にいろんな機材も購入したために予算的な面からこいつを手にしたわけです。

と、ここで折角なので YAMAHA DXシリーズをご紹介いたします。私が使用したのは上記のDX7SとDX21だけですが、シリーズの歴史を振り返りながら・・・

yamaha-dx-7

YAMAHA DX7 1983年5月発売。定価248000円。61key、フルデジタルシンセサイザーで、6オペレータ32アルゴリズムのFM音源を採用していました。同時発音数16音。MIDI対応。DX7を愛用するプロのミュージシャンも多くいましたが、彼らが使用する音色がROMカートリッジとして販売されるなど「音色が商品になり得る」という新しい可能性を示したのもDX7の功績のひとつと言われています。当時はまだまだアナログシンセ全盛の時代でフルデジタルシンセとしてのDX7の登場は本当に衝撃的でした。瞬く間に世界中でヒットしたシンセです。

YAMAHA DX9 1983年5月発売。定価188000円。同時発売されたDX7の廉価版で DX7と筐体を同じにした61key鍵盤、16音ポリだったが、オペレーター部を4に減らし、イニシャルタッチも省略されていました。4オペレー ターモデルながらエンベロープを6オペレーターモデル同様の方式で設定できたレアモデル。私も現物は1回くらいしか見たことがなかったです。

YAMAHA DX1 1983年12 月発売。定価1950000円。DX7の音源を2系統装備し、73key木製鍵盤を装備したDX7の上位機種。任意の鍵盤で音色を左右に分割(16音+16音)する「スプリット モード」、2種類の音を重ねる「デュアルモード」(16音x2)を装備。DX7が2台分で195万円て、どう考えても割が合いませんよね。

DX_5

YAMAHA DX5 1985年発売。定価598000円。DX7の音源(6オペレーター・32アルゴリズム)を2系統にし、鍵盤数を61鍵から76鍵にした上位機種です。64ボイスメモリー・64パフォーマンスメモリーを内蔵。機能的には上記のDX1の後継機種で、これなら価格的にやっと割が合う感じですよね。

YAMAHA DX21 1985年発売。定価133000円。DXシリーズ初めてのアマチュア向けモデルです。オペレーター数4、8音ポリフォニックの 61鍵シンセサイザー。任意の鍵盤で音色左右にを分割」(4音+4音)する「スプリットモード」、2種類の音を重ねる「デュアルモード」(4音x2)を装備。プリセット128音色、ユーザ32音色、パフォーマンスメモリー×32。私のファーストシンセです。

YAMAHA DX27 1985年発売。定価98000円。DX21から「スプリットモード」「デュアルモード」を省略したモデル。プリセット192音色、ユーザー24音色。

YAMAHA DX27S 1986年発売。定価118000円。DX27のスピーカー内蔵モデル。DXシリーズの中でアナログコーラスエフェクトが搭載されているのはDX21とDX27Sのみでした。

Yamaha-DX100

YAMAHA DX100 1985年発売。定価69800円。DX27のミニ鍵盤49keyモデル。乾電池による駆動にも対応していたため、ショルダーキーボードとしても利用されました。トークボックス、ベー ス音源として現在でも根強い人気がありオークションではDX7シリーズを超える高値で取引されることもあるそうです。

dx7ii

YAMAHA DX7llFD 1986年発売。定価298000円。初代DX7のFM音源を2系統にし、デュアルやスプリットなど演奏可能な機種。61key。ユニゾンでの太い音は、モジュール版と言われるTX802では出せない音があります。音源部の進化と共に、ボディが金属製から樹脂を多く使用した設計に変わり軽量化されていることやMIDI機能の充実、音色毎のファンクション設定のメモリー、バックライトの搭載や表示文字数の増加な ど液晶表示部の拡張等々、大変な進化をとげていました。

YAMAHA DX7llD 1986年発売。定価258000円。DX7IIFDからフロッピーディスクドライブが省略されたモデル。

以上のようにDXシリーズを大別すると初代DX7を始めとするDX1、DX5、DX7llFD、DX7llD、DX7Sの6オペレーター搭載のFM音源のグループと、DX9やDX21、DX27、DX27S、DX100の4オペレーターのグループに分かれます。また、YAMAHAのFM音源はこの他にもコンピュータやゲーム機用の音源として様々なチップが出荷されていたようです。

コメント
  1. matsudananda より:

    2代目DX7はリアパネルのロゴもかっこ良くて気に入ってましたね。

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