80’s プロデューサー列伝 Jam & Lewis

Posted: 11月 20, 2012 カテゴリー: 80's Music & Artist
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80’s プロデューサー列伝 Jam & Lewis

80年代から90年代にかけて、その手がけたアーティストらの成功によってR&Bを一気にメインストリームにのし上げたのがJimmy JamとTerry Lewisのコンビでした。当初の彼らはミネアポリスサウンドの祖とでも言うべきあのPrinceに見いだされ、The Timeというバンドで彼のオープニングアクトを務めていましたが、あることがきっかけで殿下の逆鱗に触れ解雇されてしまいます。その後プロデュース業に専念することになるのですが、何と言っても代表作はJanet Jacksonの80年代のアルバム「Control」や「Janet Jackson’s Rhythm Nation1814」ではないでしょうか。当時彼らの作るドラムマシンを大胆にもメインに使用した無機質かつ強力なビートは一世を風靡しました。これらのアルバムの成功によってJam & LewisとJanet Jacksonの名は一気に世界中に知れ渡りました。

Janet Jackson ”Rhythm Nation”

リズムネーションといったタイトル通りリズムトラックの凝り方も半端なく、それに合わせたビデオクリップのダンスも今でも見応えある力作です。彼らの作品ではシンセベースの使い方も非常にイカしたグルーヴを持っており、ドラムトラックの音も音の隙間というか空間をうまく活かした非常にリリースの短い軽い音(TR808系)が目立ちます。ひとつひとつの音が短い音なので空間系のリバーブなどのエフェクトも非常にノリがいいわけですね。

もちろんJanet Jacksonに限らず数多くのアーティストを手がけている彼らですが、80’sで私が印象深い作品がイギリスのエレポップバンド”The Human League”のアルバム”Human”です。この作品も彼らの色がはっきりと現れていてバンドを完全に食っちゃってます。リズムなどは完全に彼らの色ですね。当時彼らのマジックにかかって大ヒットしましたアルバムのタイトル曲”Human”、今聴いても良い曲です。このアルバムは通して捨て曲がありません、M1の”Money”やM2の”Swang”の太いアナログシンセのベース音やバッキングの乾いたギターやオルガンなどもご機嫌です。実はアルバムで一番好きな曲はM6の”I need your loving”です。今聴いても踊れるくらいにグルーヴが最高です。

The Human League ”Human”

で、今さらですがいろいろ調べてみたら日本では宇多田ヒカルの「Addicted to you」や「wait & see リスク」なども手がけていたのですね。やっぱ宇多田さんすげぇ!改めてじっくり聴いてみたくなりました。

コメント
  1. […] 80′sのダンスミュージックを語る上で欠かせない存在なのが、大好きなJanet Jacksonです。その彼女の80′sの成功を後ろ盾したのが以前このブログでもご紹介しましたミネアポリスの2人組プロデューサーJam & Lewisです。86年の彼女の3rdアルバムである「Control」を手掛け、彼女を一気にスターダムにのし上げることに成功しました。その奇抜なリズムアレンジは当時、度肝を抜かれました。単純なドラムのサウンドだけでなく、音階のある無しに関わらず様々なパーカッシブなサウンドや逆回転サンプルなどをコラージュして作られるその独特のリズムアレンジは非常にダンサブルで、エキサイティングでした。 […]

  2. […] プロデューサーに当時ノリに乗っていた売れっ子、あのJam & Lewisを迎え、それまでの無機質なテクノ・エレポップ路線から良くも悪くも彼らのマジックにかかってしまい、モロJam & Lewisサウンドに変身し大ヒットしたアルバムです。 […]

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