80’sアーティスト列伝 Madonna

Posted: 11月 28, 2012 カテゴリー: 80's Music & Artist
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80’sアーティスト列伝 Madonna

今回はあのMadonnaです。世界中知らない人はいないでしょうが・・・今の若い人に是非聴いてみてほしいのが80’sの彼女の初期の作品です。特にオススメなのが1stアルバムです。

madonna_madonna
Madonna 「Madonna」
 83年発表の1stアルバムです。日本では2ndの「Like A Virgin」によって一気に知名度の上がった彼女ですが、1stも侮れません。特にシンセ好き、ダンスナンバー好きならおいしい音が満載です。音楽的にシンプルでストレートでガツンと聴けます。M1の「Lucky Star」のキラキラシーケンスのイントロ、コシの太いアナログシンセベース、ドライなドラムマシンの音、骨太の打ち込みサウンドが楽しめます。アレンジはスカスカです。M2の「Border Line」なんかもイントロのシンプルな単音のポルタメントの効いたシンセリードなんかいい味出してます。M3はギターの刻みがなんとも渋いダンスナンバーです。この曲のシンセベースもかなりいい!です。Minimoog系ですよね、多分Minimoogと思われます、この図太さは。もちろん、彼女のヴォーカルに関しても力強く説得力のある歌い方はこの頃既に完成に近いものがあります。彼女はデビューまでにも長い下積みがあり、すでに結構なキャリアもあったようです。詳しくはWikiを。

それにしてもこのアルバム、完全に捨て曲がない。完璧なんです。多分彼女のアルバムでも一番好きです。M4の「I Know It」は3連系のリズムで始まり、これまたしつこいですがベースが。
M5の「Holiday」は有名な曲ですよね。この曲はイントロのシンセリフがミョンミョンいってて、いいグルーヴ出してます。「休みだったらお祭り騒ぎしよう!」みたいな能天気?な歌詞もいいですね。「We need a Holiday!」同意です。「Just One day Out of Life」いいですね。現実逃避みたいで!M6の「Think Of Me」はイントロのリズムの入り方が若干トリッキーで面白い曲です。M7の「Physical Attraction」はまたちょっと違ったテンポでディレイの効いたポリシンセにギターが絡むアレンジがいいですね。エレピのバッキングなんかもアルバムの後半にちょうどいい感じの雰囲気です。M8の「Everybody」はとぼけた感じのシンセ音が面白く、またこの曲のベースだけエレキベースの音っぽく聴こえます。シンベと重ねてますね。

とこのアルバムの魅力はサウンド面だけでなく、もちろん彼女のストレートに訴える力強いヴォーカルあってのものなのですが1stにしてこの出来、素晴らしいです。

そして打ち込み野郎としての、このアルバムの評価として年代的にMIDIがまだ浸透していない時代なので、シーケンスさせているパートも本当に限定的でこれらの素晴らしいシンセサウンドはほぼ手弾きのニュアンスがバリバリ楽しめる、これが非常にグルーヴの勉強になる点なのです。しかも楽曲的にアレンジがシンプル&スカスカでそれぞれのパートがどう弾いているのか非常に分かりやすい。エフェクトもそんなに効いてないので生の演奏に近い、そこで弾いてるかのようなシンセサウンドが満載というのもこのアルバムの楽しみ方のひとつです。だからといって以降のアルバムが打ち込みでガチガチかというと、そうではなく、むしろ豪勢に大人数のバンドサウンドに近いポップスになっていきます。まぁ、2000年代以降の近年ではまたシンセサウンド指向の曲も多いのですが、それらとこのアルバムではやはり決定的に違っていて、このアルバムが突出してサウンドがシンプルで、それぞれの図太いシンセサウンドが楽しめるのです。それは時代背景がこの時代のこの機材でないとなしえないことなのです。というか当時はこれが最先端のNY発のダンスフロアーサウンドだったのですからね。


Madonna Holiday

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