80’sアーティスト列伝 PET SHOP BOYS

Posted: 12月 18, 2012 カテゴリー: 80's Music & Artist
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80’sアーティスト列伝 PET SHOP BOYS

今回は85年の大ヒット曲「West End Girls」で知られるPET SHOP BOYSです。ヴォーカルのNeil TennantとキーボードのChris Loweという非常にシンプルなシンセポップデュオです。彼らの1stアルバムである85年の「Please」は今も時々聴いてしまう80’sエレポップの名盤です。

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PET SHOP BOYS “Please” 1985年発表。

何と言ってもM2の「West End Girls」のインパクトが大き過ぎます。都会の雑踏のサウンドとハイハットの刻みから始まる雰囲気たっぷりのイントロに続いてアナログシンセベースのあのパターン。Aメロは早口のラップ調で語り、サビでクールに「West End Girls!」渋い。バッキングのストリング&ヴォイスパッド系のシンセもいかにもイギリスっぽい?湿った空気感が漂っていていい感じ。ドラムの打ち込みはシンプルなんですけどこのイントロからずっと鳴ってるハイハットの抑揚をつけたパターンがグルーヴを出してる感じで気持ちいいんですよね。

M3の「Opportunities (Let’s Make Lots Of Money)」はリズム的に凝ったサウンドを使いまくっていて独特の迫力を出してます。「大金稼いでやろうぜ」的なタイトルもいいですね。この曲はメロディも強力で印象的です。このアルバムの中でも特に彼らの気合いが感じられる曲ですね。

M4の「Love Comes Quickly」は哀愁漂うメロディの美しいナンバー。個人的にこのアルバムで一番好きな曲です。ベースはDXライクな固めの音色ですね。スクエアなノリのリズムとメロディやバッキングのエモーショナルな感じのコントラストが素晴らしいです。何度でも繰り返し聴きたくなる名曲です。ヴォーカルのNeilのハイトーンヴォイスもハマってますね。

M5の「Suburbia」はイントロのディレイピアノのメロディが奇麗ですが、歌メロは結構激しい感じで動くメロディです。それにしてもバッキングのアレンジシンプルですね、この曲。余計なパートが一切ない、デモテープみたいな(失礼!)シンプルさです。昔コピーしてみましたが物足りないくらいなんですよね。まぁ、きっとヴォーカルに比重を置いてる曲なんでしょうね。

他にもM9の「Later Tonight」などはピアノとヴォーカル中心のバラードで、こちらは他の曲と違い、じっくり聴ける曲です。間奏の自信無さげ(これまた失礼!)な物悲しいピアノもいい雰囲気です。

PET SHOP BOYSに関しては80’sに限らず、その後も活躍を続けていますが、私は個人的に何と言ってもこの1stなんですよね。そしてバンドではなく打ち込みを中心にしている点でどの曲もリズムの組み立てが本当にスクエアで、下手にファンキーな味を足したりせずに、本当に純粋にエレポップなところが好感が持てます。シンセの使い方は以外といかにもシンセっぽいサウンドというよりはよりリズムを浮き立たせるような奥まったパッド系の大人しい音が多いです。これによって空間を立体的に作り込んでいるのでしょう。あくまで前に出るのはヴォーカルとリズムといった感じです。


PET SHOP BOYS “West End Girls” 1985年。

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