87年国内シーケンサー事情

Posted: 3月 31, 2013 カテゴリー: Synthesizer & MIDI
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87年国内シーケンサー事情

またまた久しぶりに87年の4月号のキーボードマガジンを手に取り読みふけっていると、この頃って丁度MIDIがひと通り普及してきて、国内各社からも安価なMIDIシーケンサーが登場していました。

中でも一番お手軽だったのがコレ。

Korg_SQ8
KORG SQ8 1986年発売。定価29800円。 コレ、高校時代友人が持っていて、ポケットサイズでこんな小さいのにちゃんと8トラックあって同時発音数32、6500音メモリーとしっかり使えるモノでした。少しの間借りて打ち込みしたこともありました。

また当時のKORGの本格MIDIシーケンサーとしては

Korg_SQD1
KORG SQD1 1986年発売。定価99800円。メモリー媒体は2.8″クイックディスク。本体に15000音、ディスクに30000音メモリー可能。後に廉価版のSQD5(定価55000円)も発表されました。

そして以前ご紹介していますが、高校時代私が購入したのがコチラ。

Yamaha-QX5
YAMAHA QX5 1986年発売。定価69800円。 こちらも基本8トラックですが、32のマクロというパターンを登録しておくような機能があって、結構便利に打ち込むことが出来ました。ベロシティ付きで本体に15000音メモリー可能。QX21の2トラックからトラックが8になり、記憶容量も増え、パワーアップして当時としてはなかなかのコストパフォーマンスだったのではないでしょうか。88年にはフロッピードライブが内蔵されたQX5FDが登場して悔しい思いをしました。

また、87年にはYAMAHA QXシリーズのフラッグシップモデルQX3が登場しました。

YAMAHA_QX3
YAMAHA QX3 1987年発売。定価158000円。当時はこの液晶のデカさだけですごい操作しやすそうで憧れました。音符専用キーなんかもあってステップ入力派には人気があったようです。

そして当時の憧れ、私は使ったことが無いのですが。

Roland_mc500
Roland MC500 1986年発売。定価155000円。その名もマイクロコンポーザー、MC500です。本体にROMを持たず、フロッピードライブでシステムを読み込むというクリーン設計によりOSのアップデートが可能。PCのキーボードのようなスーパーのレジのようなテンキーに憧れたものです。でもシーケンサー単体としては高くて手が出ませんでした。リズムトラック+4トラックという構成。RolandのMCシリーズというとYMOやKraftwerkが使用したMIDI以前のMC8(定価1200000円)やMC4が有名ですが、やっぱり私にとってはこちらのMC500以降の方が身近ですね。でも触ったことないですけど。

この後MCシリーズはバージョンアップ版のMC500MkII、廉価版のMC300、MC50、MC50MkIIとロングセラーとなりました。

roland_mc50
Roland MC50 1990年発売。定価78000円。こちらは年代が90年発売ですが、このモデルからシーケンスソフトがROM化され、使い勝手が向上しています。ルックスもホワイトベースではなくダークグレーになってますね。

またRolandのシーケンサーでMCシリーズ以外では、CV/GATE時代のCSQシリーズやMIDIシーケンサーの簡易版MSQシリーズなどがあります。

この後、80年代後期から90年代にかけては88年のKORG M1の登場により、オールインワンシンセが流行し、おそらく単体としてのMIDIハードシーケンサーはこの86年〜87年頃が各社から最も多くリリースされていたのではないでしょうか。そして奇しくもこの88年、いわばMIDIハードシーケンサー戦国時代に、私の愛して止まない名器KAWAI Q80が満を持して登場するのです。

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