2000年頃のTECHNO機材の盛り上がりぶり YAMAHA編

Posted: 4月 26, 2013 カテゴリー: Synthesizer & MIDI
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2000年頃のTECHNO機材の盛り上がりぶり YAMAHA編

90年代後期から2000年頃にかけては、個人的にも丁度、EDIT MODEというシンセデュオとして活動していた時期で、世の中のテクノシーンの盛り上がりとシンクして、国産のシンセメーカーであるY社やR社、そしてK社もアイディアに凌ぎを削って個性的な製品が登場していました。

いつもは80年代の機材を中心にご紹介している当ブログではありますが、今回は番外編?として、あの頃のTECHNO機材の盛り上がりっぷりを改めて振り返ってみたくなりました。例によって2000年前後のKeyboard Magazineを引っ張り出してきて新製品レビューやら広告欄をチェックしてみました。これがなかなかの盛り上がりで面白いことになっています。

まずは、YAMAHAから。

yamaha_su700
YAMAHA  SU700 1998年発売。定価99800円。どでかいサンプリングマシンです。登場は98年なんですね。広告によると・・・

”シーケンサーとのシンクでリアルタイムにストレッチをかける。シーケンスデータ感覚でサンプルのグルーヴ感をリアルタイムにコントロールする。サンプリングによる音楽制作に必要な環境が、この1台に擬縮されている。シーンが求めている新たなサウンドと制作スタイルを革新するサンプリングリミキサー、出現!”

キャッチコピーは ”サンプルループに過激なエッジを効かせろ。”

私、実は当時、それまで使用していたAKAI S01にさすがに限界を感じ、サンプラーを新調しようとRolandのSP808とコレとでさんざん迷ったものです。結局記録メディアがFDでしたので、最初からZipドライブの付いたSP808を買ったものの使いづらくて程なく手放したのですが、思えばあの時こちらを買っていればその後の制作スタイルやら作る音楽も少し変わっていたのかもしれませんねぇ。未だになかなか面白そうな機種だと思うのですが。

尚、姉妹機として、

yamaha_rm1x
YAMAHA RM1X 定価99800円。こちらはシーケンサーですね。これもSU700に近いくらいの大きさで、音は聴いたことないです。リアルタイム操作重視の路線でRolandのMC303あたりの対抗機種ってところでしょうか。デザインはなかなかですけどね。やっぱりAWM音源とかなんですかねぇ。

そして2000年、SU700の弟分であるSU200の登場です。

yamaha_su200
YAMAHA SU200 2000年発売。定価44800円。こちらはだいぶサイズがコンパクトになってます。リボンコントローラーもしっかりついてて。記録メディアもスマートメディアに。これ、今でもあったら買ってしまいそうですね。LOOP REMIXやSLICE、DELAYやFILTERなどのエフェクトも面白そうです。どっかに中古出てないですかねぇ。。。

そしてこのSU200を中心とした?「LOOP FACTORY」というシリーズも登場しました。「DESKTOP CONTROL SYNTHESIZER」と銘打ったDX200とAN200です。

yamaha_dx200
YAMAHA DX200 2000年発売。定価59800円。これぞ、2000年代に復活した最後のDXシリーズ。6オペレータのFM音源らしいです。しかもオリジナルDXにはないフィルターなんかもノブでいじれるという!一応AWMのドラム音源部もついてるそうですが。PCの音色エディターなんかもついてるらしく、しっかりFM音源を堪能出来そうですね。う〜ん、これも一家に1台欲しいオモチャですね。

兄弟分のAN200(定価59800円)はアナログモデリング音源版です。ルックスもそっくり。音は聴いたことないですが。

そしてこの系統のシンセ、キーボードタイプとしてはこちら。

yamaha_cs6x
YAMAHA CS6X 2000年発売。定価168000円。 ”ヨーロッパの第一線クリエイターがボイシングした最先端のサウンドを豊富にスタンバイ。” とのことです。即戦力のクラブ系サウンド満載というふれこみで、12タイプとフィルターも充実、アルペジエーター搭載、サンプラーも内蔵、至れり尽くせりの内容です。CS2X(定価79800円)ってやつもあって、当時コレまたこのあたりとRoland JX305でどちらを買うか迷ってた時期がありました。結局JX305買っちゃうのですが、あのときCS6Xあたりを買っていれば、コレまた出来る音楽も若干変わってたのかも・・・なんて思ってしまいます。

そしてサンプラーと言えば80年代後期に他社に出遅れながらも満を持して投入したTX16Wが不発に終わった?YAMAHAですが、この時期なかなか面白い製品でサンプラー界に再チャレンジしていました。

yamaha_a5000
YAMAHA A5000 1999年発売。定価229000円。97年に登場した青いボディのA3000から大幅にグレードアップし、「プロフェッショナル・サンプラー」と名付けられています。16種ものフィルター、6系統のエフェクト、32パートマルチティンバー、126音ポリとどれをとってもハイスペック!廉価版のA4000(定価149000円)も同時に発売されました。でもそこそこのスペックでおもしろそうなのってやっぱりA3000あたりですかねぇ、青いフロントパネルもカッコいいし。ちなみにAシリーズの最初のサンプラーは95年登場のA7000(定価600000円!!!)です。

というわけで2000年頃までのTECHNO関係機材の盛り上がりぶり、YAMAHA編いかがでしたでしょうか?残念ながら当時、個人的にいろいろ購入を検討しつつもYAMAHAの機材はどれも手に入れることなく今に至る訳ですが、今見てもなかなか面白そうな機材がたくさんあるのですよね。とくにDX200やSU200あたりは手頃な中古があれば今でも欲しいところですね。

今回はYAMAHAだけで長くなってしまいましたのでR社やK社については、また次回以降ということで。

コメント
  1. […] 前回はYAMAHA編をお送りしました、90年代後半から巻き起こったTECHNO機材の盛り上がりといえば、やっぱりきっかけになったのはRolandのアナログ機材のリバイバルではないでしょうか。 […]

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