80′sアーティスト列伝 Depeche Mode vol.7

Posted: 5月 7, 2013 カテゴリー: 80's Music & Artist
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80′sアーティスト列伝 Depeche Mode vol.7

さて久しぶりにDepeche Modeです。今回は7枚めのスタジオアルバムである1990年発表の「Violator」をご紹介いたします。これまでご紹介してきましたようにVince Clarke脱退、そしてAlan Wilder加入後、順調にそのイメージを定着させてきた彼らですが、その集大成とも言える、そして多くのファンが最高傑作と評するアルバムでもあります。

depechemode_violator
Depeche Mode “Violator” 1990年発表。

1 World In My Eyes
2 Sweetest Perfection
3 Personal Jesus
4 Halo
5 Waiting For The Night
6 Enjoy The Silence
7 Policy Of Truth
8 Blue Dress
9 Clean

まずジャケットが、これぞDepecheとも言うべきシンプルでダークなものです。そして本作のサウンドは打ち込みを主としながらもシンプルで渋いギターがところどころにフィーチャーされています。中でも面白いのが3連系のリズムで使われている大ヒットシングル、M3の「Personal Jesus」です。シンセの使い方も各曲、わりとオーソドックスながらも心地よく、そして力強い前作「Music For The Masses」よりも、はっきりと分かりやすいサウンドが多いです。空間的にもすごく整理されていて、うまく隙間が出来てメリハリが出ています。そして作品ごとに成長を見せるDavid Gahnのヴォーカルが見事にサウンドにハマっています。


“World In My Eyes” このイントロからのシンセベースが何とも絶妙なフィルターの開き加減で渋いです。非常にシンプルに整理されつつも聴き応えのあるリズムトラックも秀逸。他のモヤモヤしたウワモノも私も何度もコピーしてみましたがなかなかこの雰囲気出せません。シンプル過ぎて深いです。


“Personal Jesus” 最初聴いたときは、かなり違和感があったこの3連のリズムですが、何度も聴いているうちにすっかりハマってしまうんです。もはや彼らのライブにはなくてはならない代表曲になってますね。そしてこのギターリフこそMartinの真骨頂のようなシンプルで飽きのこないリフですね。途中Andyが木馬に乗ってるシーンがあるのですが、撮影時に本物の馬が怖かったから、などという噂がありました。


“Waiting For The Night” シンプル過ぎて美しい、アルバム中一番好きな曲です。実はこのアルバムの完成度を最もよく感じ取れる、それまでのポップな曲とは一線を画す曲です。こういうシーケンスサウンド大好きです。


“Enjoy The Silence” こちらはライブ映像ですが、この曲のコード進行、メロディはとても美しく、そしてギターリフがコレまたMartin節炸裂の単音シンプルリフながらとても美しくコードと絡んでいて印象的です。この曲のベースのシーケンスもフィルターがランダムに開閉する感じの音でとっても好きなパターンですね。


“Clean” アルバムの最後を飾るこの曲もリズムもメロディもとても印象的な曲です。個人的には本アルバム中で”Waiting For The Night”に次いで好きな曲です。

アルバム通して曲の骨格がはっきりとしていて余計なものが一切排除されていて、シンプルにまとめられていて、それでいてそれぞれのサウンドが特徴的でメロディにマッチしていてとても印象的。アルバムとしてとても高い完成度だと思います。今聴いても廃れないものすごい説得力がこのアルバムにはあります。ですが、バンドはこのアルバムを頂点にこの後の90年代は壮絶なストーリーを辿ることになります。その辺のお話はまた次回に。

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