立ち位置のない立ち位置

Posted: 6月 18, 2013 カテゴリー: Uncategorized

立ち位置のない立ち位置

なんとも矛盾した表現ですが、ふと自分が通ってきた音楽的な経験とか立場を振り返ってみますと、これが一番しっくり来るような感じがします。といいますのも、私、やっぱり根がミーハーなもので、いろんなところのいいとこ取りみたいな基本ミクスチャー?なんですよね。

ジャンル的にも基本路線は歌ものでエレポップやらテクノが好きなのですが、R&Bからハードロックやメタル、プログレなんかも聴きますし、脈絡がないんですよね。でもどのジャンルも極めているわけではなくて、その筋一筋の方に比べたら知識も理解も素人同然です。

そのくせ、それぞれのジャンルでも聴くものは幅広く網羅しているわけでもなく、ものすごく偏っていたり。

こだわりのないのが、”こだわり”みたいなとこがありまして。

中学・高校時代にピアノを習い始めて、シンセいじりにハマり、多少バンドを経験しながらも純粋なプレイヤーというわけでもなく、バンドマンにもなりきれず、コンポーザー気取りで基本はひとりで打ち込みで作曲中心の音楽活動、それに加え欲張りにも歌も歌いたいだとか、その延長で録音にこってみたり、表現者でもあり続けたい思いもありながら社会に出てからは仕事柄、PAなんかの裏方やライブハウスの仕事もやりつつ、イベントに携わってみたり・・・さらにはイベント絡みの延長でDJのまねごとにもハマってみたり。

打ち込みで音楽作ってるわりにテクノみたいなどっぷりのジャストシーケンスというよりは、妙に横ノリ的なグルーヴにこだわってみたり、へたくそな手弾きニュアンスにこだわってみたり。

そう、何でもいろいろやってみてふと思うのが、実は何も極めてないなと。

自分は何屋さんなのかと。

仕事としてとかプロとしてとかのレベルではもちろんないのですが、趣味の方向としても今自分がやりたいものは何なのかと。

とりあえず今は、思いの向くまま音楽に関するこのブログを続けて、空いた時間に出来るだけ打ち込みで曲を作っていく。

それが精一杯なのかな。

そのうち時間が出来るようになったらまたライブでもしたいなんて思ってはいるのですが、いつのことになるのやら。

それにしてもこの中途半端な立ち位置のない立ち位置というのがやっぱり一番楽でしっくりくるんですよね。何かひとつのことで勝負するということを避ける感じの”逃げ道”とか”言い訳”の用意された立ち位置とでもいいましょうか。特に何も一生懸命やっているわけでもないけど、いろんなことの組み合わせでたまたま出るかっこよさだけ自慢するようなずるい自分。

昔から好きなジャンルとか自分のやっている音楽のジャンルやスタイルについて訊かれると、どう言ったらいいのか分からなかったんですよね。どれも自信を持って語れるものがないんですよね。かっこいいと思うものを聴くし、自分がかっこいいと思う、もっと言うと自分がそのとき一番聴きたい音楽を作ってるような。

少し話は逸れますが、音楽のジャンル分けってすごくナンセンスだと思うんですよね。iTunesのライブラリに取り込むときもジャンル分けってすごく悩んでしまいますもの。例えば大好きなバンド、Depeche Modeひとつとっても80年代と今では全然ジャンルって違いますよね。もう今では諦めてジャンル分けはあまり気にせずにiTunesに取り込んでます。

テクノといっても人によって捉え方は様々、世代によっても捉え方が違うし、国や地域によっても違いますよね。それをさらに細分化して「なんちゃらテクノ」とか言っちゃうとキリがありません。結構日本人て細かいジャンル分け大好きですけどね。

ということで今後もジャンル的にも活動スタイル的にも立ち位置のない立ち位置でやっていこうかと、ふとそんな結論のない結論?に至った夜でした。


GarageBandのループネタが増えてこうなった・・・

先月あたりからしつこいくらいにご報告しています通り、Garagebandの音ネタに限界を感じて、ループネタやワンショットのサウンドネタなどを集めまくっていた件ですが、トドメにAppleからMainStage2を購入しましてしばらくはネタには困らない環境が出来上がりました。

で、その間肝心の曲作りはあまり進行していなかったのですが、とりあえずここ2週間ほどで作ったsound sketchをご紹介しておきます。

1曲めはコチラ。


Sound Sketch Jun. 1st 2013

お気に入りフリーのソフトシンセU-heのPODOLSKIのアルペジエーター機能を使ってベースラインを組み立てています。なかなか良い音出します、コレ。それと時々重なってくる派手めの複雑な波形のヴォコーダー風?の音はコチラもお気に入りの同じくU-heのフリーシンセZebraletteです。これはものすごく複雑な波形が出せて奥が深いです。実はまだ音作りはそんなにしてないのですが、ものすごい可能性を感じます。U-he万歳!

続いて先週末に作ったのがコチラ。


Sound Sketch Jun. 8th 2013

こちらは今回増えまくったリズムネタの中でも、アナログドラムマシン風の軽快なループがいくつか気に入ったので勢いに任せてそれでいってみました。あとエレキギターのカッティングもののループもご機嫌なやつが結構あったので入れてみました。ベースラインは最初から入ってるMIDIループを編集してApple純正の「アナログモノ」のシンセ音にフィルターかけてます。すごくスクエアというかタイトなノリになりましたね。もうネタの勢いだけで出来上がってしまった感満載です。

最近はこのように結構何も考えないままネタにモノを言わせて作ってしまって、何ともお手軽インスタントな打ち込みになってますが、もう少し時間をみながら、今後は手弾きのフレーズをじっくり組み合わせていく作り方もしてみたいと思っているところです。でもそうなるとやっぱりKAWAI Q80でやったほうが早いんですよね。

80′sアーティスト列伝 The Jets

Posted: 6月 10, 2013 カテゴリー: Artist
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80′sアーティスト列伝 The Jets

ここのところ仕事関係などでいろいろございまして、珍しく1週間ほどブログを更新出来ませんでいました。

今日は久しぶりに少し音楽を聴く時間が出来たので、この貴重な自由時間、何を聴こうかとiTunesのライブラリを物色していましたところ、出てきました。是非ご紹介したい、80′sならではのとびっきりのダンスチューンの数々。

85年に「Curiosity」でデビューしたミネアポリス出身の8人組、兄弟姉妹バンド、The Jetsです。

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The Jets 1st Album “The Jets” 1985年

1. Curiosity
2. Crush On You
3. You Got It All
4. Love Umbrella
5. Private Number
6. Heart On The Line
7. Right Before My Eyes
8. La La Means I Love You
9. Mesmerized

86年には1stアルバム「The Jets」から「Crush On You」がスマッシュヒットしました。中学・高校にかけて聴きまくっていましたね。今日は本当に久しぶりにアルバム通して聴いていますが、今聴いてもご機嫌なサウンドです。ヴォーカルも透き通って心地いい声だし。


The Jets “Crush On You” 1986年

バッキングアレンジも、このスカスカのギターカッティングやら派手なシンセブラスとか、16分音符のベベベっていう単純なシンセベースとか、えげつないエレクトリック系のドラム音だとか、私にとっては個人的にツボだらけです。

他にもM3の「You Got It All」のようにメロディが美しいスロウバラードもあったり、M8の「La La Means I Love You」のように様々なアーティストがカバーしている、68年のThe Delfonicsのソウルの定番中の定番にチャレンジしていたりとただダンサブルなだけでなく、全編を通して聴き応え満載のアルバムです。アルバム全体を通してアレンジもポップでダンサブル、なおかつ凝っていて楽しめる、演奏テクニックやヴォーカル、コーラスの実力も申し分ない、売れるべくして売れたグループだと思います。

またアルバム中、曲によっては男性メンバーがヴォーカルをとる曲もあったりしてそれはそれでまた渋い味があり楽しめます。


The Jets “La La Means I Love You” 1986年

この曲、個人的にすごく好きな曲です。PrinceとかSwing Out Sistersとか私が好きないろんなアーティストがカバーしてますが、その中でも一番聴きやすくて曲の良さが出ているのがこのバージョンのような気がします。

その後、1987年に2ndアルバム「Magic」を発表しますが、1stほどのインパクト、派手さはないような気がします。残念ながらなんかうまく安っぽくまとまったなという感じがしました。

続いて1989年の3rdアルバム「Believe」も聴きましたが、こちらはM1の「You Better Dance」はあの80年代後期独特の打ち込み系音楽機材の音がハイファイ?(って今あんまり言わないですかね・・・)ないい感じの音の質感になっていて、個人的には2ndよりもこちらの方がよく聴いてました。他の曲も前作までよりもちょっとだけ大人っぽくなっていてシリアスさが感じられます。でもその分ダンサブルな派手な曲はかなり減っています。どちらかというとR&Bのヴォーカルアルバムといった感じでしょうか。

個人的に持っているのは80年代のこの3枚だけですが、中でもやはりパワフルさというか、若さ溢れる1stアルバムが一番好きですね。